2025年3月8日土曜日

神田駅周辺神社巡り ⑧ 金山神社

東京金物同業組合が創建した神社


大安楽寺に続いて金山神社へと向かいます。






















金山神社のご由緒ですが、
昭和初頃に東京金物同業組合が岐阜県不破郡に鎮座する、
元国幣大社南宮大社の御分霊を組合事務所に奉斎し創建されました。

社殿横にはまさに、金属パイプが置かれており、
なるほど、東京金物同業組合の神社であることが実感できます。





















そう言えば、私がサラリーマン時代ですが、
この辺りにある金属を扱う会社が取引先にあるのを突然思い出し、
ちょっと懐かしい気持ちになりました。



2025年3月6日木曜日

神田駅周辺神社巡り ⑦ 大安楽寺

高野山真言宗の寺院


千代田神社から金山神社へと向かいますが、
途中、大安楽寺へも寄らせて頂きます。





















大安楽寺の起源を語る上で重要なのは、
当地一帯がかつては「伝馬町牢屋敷」だったことが意味を持ちます。

牢屋敷自体は1875年に市ヶ谷へ移ったものの、
跡地は処刑場跡だったことから荒地になっておりました。

そんな状況下、大僧正の山科俊海が勧進、
大倉喜八郎、安田善次郎が土地を寄進して創建されたのが大安楽寺とのこと。
























歴史を知って訪れますと、
一種独特の雰囲気を感じざるを得ない寺院です。



2025年3月4日火曜日

神田駅周辺神社巡り ⑥ 千代田神社

江戸城内・千代田村にあった稲荷社が起源


宝田恵比寿神社に続いて千代田神社へと向かいます。

千代田神社は小伝馬町駅からすぐ、
昔ながらの建物もまだ残っているエリアにあります。




















千代田神社の創建年代等については詳細は不明とのことですが、
江戸城内にあった千代田村にあった稲荷社が、
住民と共に慶長年間 (1596年~1615年) に当地へ移されたのがはじまりだそうです。





















社殿が集会所と一体となっており、
地元密着型の神社という感じです。



2025年3月2日日曜日

神田駅周辺神社巡り ⑤ 宝田恵比寿神社

宝田村の鎮守社


福田稲荷神社から高速道路の下をくぐり、
宝田恵比寿神社へと向かいます。

宝田恵比寿神社の周辺はかろうじて昔の雰囲気を残している感じで、
なかなか渋い印象がありますね。





















宝田恵比寿神社の詳細なご由緒等は不明とのことですが、
慶長11年(1606年)には江戸城外宝田村の鎮守様であったらしく、
長い歴史を持つ神社であることがわかります。






















毎年10月19日・20日に開かれるべったら市が名物とのことなので、
是非一度は訪れてみたいと思います。



2025年3月1日土曜日

神田駅周辺神社巡り ④ 福田稲荷神社

和銅4年に鎮座


両社稲荷神社に続いて福田稲荷神社へと向かいます。

福田稲荷神社も両社稲荷神社と同様、
ビルに挟まれたような立地となっています。




















福田稲荷神社のご由緒等についても金属製のパネルに詳細がありました。

"古事記に依りますと、和銅二年に始めて京都稲荷山に伏見稲荷明神が勧請致されました。それから二年後和銅四年(西暦七百十一年)に伏見より分社して福田村に鎮座したのがそもそも福田稲荷神社の縁起であります。"

西暦711年まで歴史を遡れるとは驚きですね。























両社稲荷神社とともに当地を見守られてきた神社で、
スタイリッシュな雰囲気の中にも流石の趣が感じられます。