2025年1月16日木曜日

江古田から豊玉へ ⑧ 南蔵院

首つぎ地蔵尊が移築された


中村御嶽神社を最後に帰ろうかと思ったのですが、
時間が少々あるようなので南蔵院にも寄っていくことに致します。

南蔵院には、先程参拝致しました中村八幡神社の裏、
かつては西光寺敷地だった場所にあった「首つぎ地蔵尊」があります。



















言い伝えによれば、
かつては首と胴体が別々の場所にあったものの、
信心深い2人の夢枕に立って繋げるよう伝え、
首を運んで胴体に据えたらくっついたそうです。

そして南蔵院ですが、かなり広い境内を持つ寺院でした。
真言宗豊山派の寺院である南蔵院は、
開基がいつかは不明であるものの、
1357年(延文2年)に良弁僧都が中興したと伝えられる、
歴史ある寺院です。
























これにて、練馬区の散策は終了です。

個人的に練馬区は23区では最もご縁のなかったエリアとも言えるので、
まだまだ行ったことがない場所も多いので、
西武線を中心に改めて歩いてみたいと思いました。


2025年1月12日日曜日

江古田から豊玉へ ⑦ 中村御嶽神社

幕末に創建された御嶽神社


中村八幡神社に続いて中村御嶽神社へと向かいます。
距離的にはすぐ近くと言った感じなので、
改めてこのエリアには神社が多いのを実感します。























中村御嶽神社のご由緒については、
境内に詳しい掲示がございました。

それによりますと、
中村御嶽神社は幕末期に谷原村の増島大博と言う方により創建されたとのことです。

御嶽神社らしく緑が多いのも印象的ですね。

最後に境内社にも参拝させて頂きます。




















こちらの稲荷社は増島大博が祈祷していた場所とのことで、
そういわれてみると、どことなく神秘的な雰囲気が増すのが不思議なものです。


2025年1月11日土曜日

江古田から豊玉へ ⑥ 中村八幡神社

旧中村の村社


中村南の稲荷神社を後に中村八幡神社へと向かいます。
こちらは旧中村の鎮守ということもあり、
都内にあっては随分と広い境内という印象です。






















中村八幡神社の詳細な創建年代は不詳とのことですが、
現在の本殿が1772年(安永2年)に再建されたものだそうで、
相当な歴史があるのがわかります。

境内には古い水盤などもあり、
その歴史を感じさせるものも多いです。





















中村八幡神社に続いて、
御嶽神社へ向かうことに致します。


2025年1月9日木曜日

江古田から豊玉へ ⑤ 稲荷神社(練馬区中村南)

練馬区内農地の一画に鎮座する神社


田中稲荷神社に続いて中村八幡神社へと向かいますが、
途中、朱色の鳥居を見かけました。




















神社に社号票等は全くございませんが、
Google Map上には「稲荷神社(練馬区中村南)」と記載があります。

都内としては広大と言える農地の一画に鎮座する稲荷神社のようです。






















練馬区は駅から離れたエリアには、
まだまだこういった農地がそこそこあります。

こういった風景が突然見れるのも、
このエリアを散策する魅力かと思います。

2025年1月8日水曜日

江古田から豊玉へ ④ 田中稲荷神社

住宅街にある昔ながらの神社


富士稲荷神社に続いて田中稲荷神社へと向かいます。

このエリアは新しい中小型マンションが多い印象で、
そんな新興エリアを歩いていると、
住宅街の中に突如現れるという感じで田中稲荷神社へ到着です。



















田中稲荷神社は1798年 (寛政10年) に創建と伝わる歴史ある神社です。
境内は比較的広く、落ち葉の量が結構なことが印象的です。























新興住宅街の練馬区にあって、
昔ながらの雰囲気を纏う田中稲荷神社は異質な感じです。
周囲との対比もこの神社の魅力を増している気がしますね。

2025年1月6日月曜日

江古田から豊玉へ ③ 富士稲荷神社

富士稲荷公園と一体化


豊玉氷川神社から環状七号線を横切り、
富士稲荷神社へと向かいます。



















富士稲荷神社の創建年代は不詳とのことです。
地形的なものを考えますと、
元々は富士塚だったのかな?と思われますが、
定かな情報はありませんでした。






















こちらは児童公園と一体化された神社ということで、
参拝した日は小学生が多く遊んでいました。
なので公園内の写真は撮る事が出来ませんでした。

たまたまなのかもしれませんが、
これだけ小学生が多く遊ぶ公園も珍しいな~と言う感じで、
神社も昔ながらの活気がある雰囲気をまとっていました。

2025年1月5日日曜日

江古田から豊玉へ ② 豊玉氷川神社

旧中新井村の鎮守


江古田浅間神社から次の目的地である豊玉氷川神社へは距離がありますので、
バスで向かうことに致します。

「豊玉中」というバス停のすぐ近くに豊玉氷川神社はございます。























豊玉氷川神社の創建年代の詳細は不明とのことですが、
武蔵国の一の宮である氷川神社の分霊の神社であると言われています。

元々は、現在境内社である北野神社が最も古くて主神、
次いで須賀神社が主神だったそうで、
その後に氷川神社が主神となったという経緯があるとのことです。

その境内社にも参拝させて頂きます。





















そして、ちょっとユニークというか印象的なのが、
境内に「ビール麦金子ゴールデン発祥の地」の石碑があることです。






















石碑によりますと

"北豊島郡中新井村(現在の練馬区豊玉)の金子丑五郎が明治33年(1900), 六条大麦の四国とゴールデンメロンの自然交雑によって生じた雑種の中から「金子ゴールデン」を育成しました。"

とあります。

練馬区は今でもそこそこ農地があるエリアですが、
昔の練馬を今に伝える貴重なモニュメントですね。

石碑も裏から見るとビール樽になっており、
なかなか独創性のあるものとなっています。

さて、ここからは付近の神社を徒歩で巡りたいと思います。

2025年1月4日土曜日

江古田から豊玉へ ① 江古田浅間神社

江古田の富士塚が有名


本日は江古田駅を起点に豊玉方面へ向かいながらの神社巡りをしたいと思います。

まずは、西武池袋線江古田駅の真前にある、
江古田浅間神社からスタートです。























江古田浅間神社の創建年代は不詳とのことですが、
江戸時代には既に富士講として多くの人に崇敬されていたとのことです。

富士塚は今でもその姿を残しており、
山開きの際は今でも登ることができるとのことです。






















富士塚は随分と立派なもので、
登れる機会があれば是非とも登ってみたいです。

江古田も随分と洗練された町になった印象ですが、
こちらの神社は昔の雰囲気を今に残す貴重な空間ですね。