2014年2月22日土曜日

鬼子母神へ

 本日は、池袋へ所要があったついでに鬼子母神へ行ってまいりました。
鬼子母神は池袋と目白の中間地点付近にあります(池袋駅東口から南へ500m、
目白駅より東へ600m)。今回は池袋駅東口からの出発です。
 明治通りを5分も歩くと、最寄のバス停である「東京音大前」が見えてきます。



















(東京音大前・バス停)

 このバス停の先には、「大鳥神社参道」という大きな看板があります。
ここをまっすぐ行くと、雑司が谷七福神の一つである大鳥神社(恵比壽神)への参道ですが、
鬼子母神へ行く前にまずは法明寺へと向かいます。




















(大鳥神社参道入口)



















(法明寺入口)



















(風情のある参道)

 法明寺への参道を歩いていくと右側にあるのが、雑司ヶ谷七福神の一つ、
日蓮宗寺院の観静院(弁財天)です。





































(観静院(弁財天))

 この参道は東京有数ビッグターミナルの池袋近郊であることを忘れるだけの
風情がありますね。
 この付近にはお寺が多数ありますが、一番奥にあるのが、法明寺です。


















(法明寺入口)



















(法明寺)

 法明寺は、嵯峨天皇の代の弘仁元年(西暦810年)、真言宗の旧跡で威光寺として
開創されたとのこと。後の正和元年(1312年)、宗祖日蓮聖人のお弟子で中老僧の一人、
日源上人が日蓮宗に改宗、威光山法明寺と寺号を改めた、とのことですから、
そこから数えても、700年以上の歴史があります。
 実は、この威光山法明寺の飛地境内にあるのが、これから向かう「鬼子母神堂」です。

  法明寺を後にして、再び明治通りへと戻ります。先ほどの大鳥神社参道を目白方面へと行くと、
すぐに「鬼子母神西参道」の看板が見えます。
参道と言っても、ごく普通の商店街といった感じで、鬼子母神の西参道入口はごく近くです。



















(普通の商店街の入口のようです)



















(鬼子母神西参道入口)

 こちらの鬼子母神は、安土桃山時代の天正6年(1578年)『稲荷の森』と呼ばれていたこの地に、
村の人々が堂宇を建てたことからスタートしています。こちらも400年以上の歴史があります。
鬼子母神は安産・子育(こやす)の神様として広く信仰の対象となっています。



















(妙見堂)



















(こちらが鬼子母神像です)





































(鬼子母神堂)

 境内には昔懐かしの駄菓子屋さん・上川口屋さんも。
1781年開業だそうで、こちらも歴史があります。
(日本最古の駄菓子屋さんだそうで!)





































(味のある・上川口屋さん)





































(こちらは武芳稲荷堂)

 鬼子母神は午後5時で閉門です。今回は、無計画に来たため、
入ってすぐ出るといった感じになりました。今度はゆっくり来たいところです。

  今回は裏門からのアクセスでしたが、鬼子母神へのポピュラーなルートはやはり、
都電荒川線の「鬼子母神前」からのアクセス。こちらが、鬼子母神への参道入口です。



















(鬼子母神入口)



















(鬼子母神前駅)



















(都内唯一の路面電車が走ります)

 こちらが「鬼子母前駅」です。
こちらから、大鳥神社へと向かいます。途中右手には、副都心線の「雑司が谷駅」が見えます。



















(副都心線・雑司が谷駅)

 さて、こちらが、大鳥神社(恵比壽神)となります。



















(大鳥神社)

 御祭神は日本武尊〔やまとたけるのみこと〕です。



















(大鳥神社御由緒)

 住宅街の中にひっそりと佇むといった大鳥神社。
厳かな雰囲気です。





































(大鳥神社内)

 今回は、7福神のうち3つしか行けませんでしたが、近いうちにじっくりと
雑司が谷を回ってみたいと思いました。

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