2018年1月15日月曜日

新大塚から巣鴨へ ⑥ 千石緑地から巣鴨大鳥神社へ

簸川神社を後にして巣鴨方面へと向かいます。
この付近は昔ながらの住宅街という雰囲気です。
そんな中、ちょっとした森林公園といった雰囲気の場所がありますが、
こちらが「千石緑地」となります。
かつては一橋徳川家のお屋敷だった場所です。

(千石緑地入口)




















場所の由来については、園内に詳しい説明がありますので引用致します。

(土地の由来)



















土地の由来

この緑地は、元は一橋徳川家所有の樹林地であり、12代故徳川宗敬氏は、
国土緑化推進機構の理事長として活躍され、
都市内の自然林の保存に努められてきました。
平成元年(1989)10月に、出来るだけ樹林を末永く残すように配慮することを条件に、
区に寄附されました。
区ではその意向に従い、都市内の貴重な樹林を保全すると共に、
平成6年(1994)6月から、区民の方が自然に親しんでいただけるように、
緑地として限定解放しました。

上記のような徳川宗敬氏を意向を受けて、樹林や植物が傷つけられたり、
林床が傷まないように浮橋状の木製園路を設置されています。
散策する側にとっても、靴が汚れることもなく森林鑑賞ができていいですね。
まさに、都心のオアシス的存在と言えます。

(緑地内は歩きやすいですね)

(それほど広くありませんが、自然を堪能できます)

(自然・植生の解説 - 木々の種類も豊富であることがわかります)






















































続きまして、昔ながらの商店街を横目に見つつ訪れたのが、
「巣鴨大鳥神社」です。

(千石本町商店街 - 庶民的な通りです)



















巣鴨大鳥神社は酉の市で有名ですが、初めて市が立ったのが、
1864年(元治元年)と歴史があります。

大鳥神社自体の歴史はさらに古く、巣鴨村の新左衛門の勧請により
1688年(貞享5年)に稲荷社として創祀されました。

外見はちょっと不思議な雰囲気で、
鳥居の横に「子育稲荷大明神」の朱色の鳥居がございます。
境内のかなりの部分が駐車場になっている感じですね。

(巣鴨大鳥神社 - 酉の市の看板が目を惹きます)

(手水舎)

(巣鴨大鳥神社 - 社殿)

(社務所)

(子育稲荷)

























































































簸川神社に比べるとずいぶん庶民的な雰囲気が漂います。
まさに地元の神社という感じです。

いろいろ寄り道をしましたが、思ったより見所のあるエリアですね。
時間の関係でスキップした場所も多いので、
このエリアには改めて訪れたいと思います。

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