青梅街道沿いの石像
東伏見稲荷神社に続いて田無神社を目指します。
距離にして1.5Km程度、青梅街道を北西に進みます。
途中、西武新宿線の下をくぐってすぐの当たりに、
向かい合うような形で古い石像がありました。
まずは、弘法大師標柱(東高野山道道標)です。
カッコ内の「東高野山」というのは、
江戸時代から「東の高野山」として知られる、
東京都練馬区高野台にある長命寺を指すようです。
長命寺までの距離はここから7Km程でほぼ一直線の道なので、
こちらに道標があるのはうなずける話です。
そして、青梅街道を挟んで反対側にあるのが柳沢庚申塔です。
こちらは西東京市教育委員会の詳細な説明があります。
1723年(享保8年)に青梅街道と所沢街道の追分に、
付近の住民23人の講中が建立し道標を兼ねていたものとのことです。
ただ、元々あったのはこちらの場所ではなく、
1965年(昭和40年)頃に所沢街道拡幅のため一旦移設、
その後の2006年(平成18年)に現所在地に移設されたとのことで、
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