墨田区立花の地名はこちらに由来
東武亀戸線という都内では超ローカルな路線があります。
こちらの東あずま駅から徒歩10分程度の場所にあるのが、
こちらの
「吾嬬神社」となります。
目の前には、これまたローカルな北十間川が流れ、
住宅街の間に立つという庶民的な雰囲気の神社になります。
吾嬬神社の詳しい創建年代は不明ですが、
日本武尊の妃・弟橘媛が自ら生贄となって嵐を鎮めた際、
岸に漂い着いた遺品を祀ったのが起源とされています。
ここ「立花」という地名もこちらから来ています。
1199年(正治元年)には北条泰時によって社殿が造営されたと伝わる、
由緒正しい神社です。
それでは、参道を歩いて社殿へ向かいます。
社地は日本武尊が弟橘媛の遺品を納めるために築いた築山であるとのことなので、
なるほど、社殿は少し盛り上がった場所にあります。
境内は至って物静かですね。
かつての吾嬬森の雰囲気を残しているような感じです。
拝殿裏の本殿には古い狛犬もあり必見となります。
最後に境内社である福神稲荷社にも参拝させて頂きます。
最初に東あずま駅から徒歩と書きましたが、
亀戸駅からも徒歩15分弱で到着することができます。
途中、亀戸天神や香取神社にも参拝することができますので、
行きか帰りかは亀戸駅からのルートがお勧めです。
亀戸線は2両編成の可愛らしい列車が印象的ですので、
乗ったことない方は乗ってみると面白いかも?