東運寺は「釜寺」の通称で親しまれる浄土宗寺院です。
1573年 (天正元年) に備前の僧一安上人が、
安寿と厨子王の守り本尊「身代り地蔵尊」を奉じて念仏堂としたのが始まりです。
(東運寺) |
(釜寺の通称で親しまれています) |
東運寺の「身代り地蔵尊」は山椒太夫に釜ゆでにされそうになった厨子王を、
お坊さんの姿になって助けたという言い伝えがあって、
「釜寺」という通称の由来となりました。
今でも本堂の屋根に釜が置かれていますね。
(身代り地蔵尊) |
(東運寺) |
東運寺の境内は「粋」という言葉がぴったりの雰囲気。
ちょっと俳句の世界を思わせる独特の雰囲気がありますね。
そんな東運寺の近くにある小さな神社が方南・大山神社です。
狼風狛犬さまでちょっとだけ有名みたいですね。
東運寺の境内社だったのでは?という説を拝見しましたが、
詳細は不明です。
(方南・大山神社 - 確かに狛犬さまはオオカミ風です) |
再び Google Mapをチェックすると近くには「釜寺東遺跡」があるので訪問します。
こちらも向山遺跡と同様、杉並区掲示板があるのみですね。
ただこちらは方南二丁目公園となっていて、
遺跡らしい土地を歩くことができるだけちょっと良いかも?
(釜寺東遺跡 - 石柱と掲示板があるのみ) |
(方南二丁目公園としてはそれなりの設備あり) |
掲示板によれば、縄文時代後期(約2500年前)と
古墳時代後期(約1400年前)の複合遺跡とのこと。
段差のある公園はなるほど遺跡っぽい雰囲気はあるかも?
公園としては一応トイレもあって一通りの設備はありますが、
ちょっと微妙な規模ですね。
さて、次は多田神社へと向かうことに致します。
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